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西安旅行~第二天 「華清池」

西安旅二日目は、市街地を少し離れ、
中国人向けのガイドツアーバスで観光地を周りました。

なかでも有名な二ヶ所「華清池」と「兵馬俑」をご紹介します。

●華清池

西安市街地からバスで東に向かうこと一時間弱。
驪山(li4shan1)という山の北麓に「華清池」はあります。

1576efb0.jpg 

その景色もさることながら、温泉が湧くことで有名な華清池

約三千年前に驪山が爆発して温泉が湧き出て以来、
歴代の皇帝はここを行楽の地として大掛かりな造営をしました。

唐代の玄宗皇帝はここに「華清宮」を作り、楊貴妃を伴って
贅沢で愛情に満ちた時間を過ごしたそうです

DSC01015.jpg
▲楊貴妃の銅像。
 女性よりも男性の観光客が一緒に写真を撮る姿が多くてどことなく微笑ましかったです…

DSC01016.jpg
▲唐の時代に作られたという巨大な浴槽。
 楊貴妃が入浴したとされる「海棠湯」は、海棠の花の形をしています。

華清湯泉は、現在でも入浴でき、リューマチや関節炎に効果があるといいます。

DSC01022.jpg

DSC01024.jpg
▲なんかこの写真だけ見ると日本みたいですね


そして、華清池のさらなる見どころ、、、

DSC01011.JPG
▲1936年、西安を訪れた蒋介石が宿泊していた華清宮の「五間庁」。

当時、共産党との戦いを優先させていた国民党蒋介石に対し、
内戦の停止と、一致して抗日の闘いに立ち上がるよう督促するため、
張学良の部下が彼を襲って軟禁した場所

あの有名な「西安事件」の舞台です。

この「五間庁」の建物には当時の弾痕や割れたガラスなど、
西安事件の名残がそのままに残っていました。

五つの部屋は全て見学ができるようになっています。

DSC01012.JPG DSC01013.JPG
▲蒋介石の執務室(左)、会議室(会議室)


時期が時期ということもあってか、
周囲に日本人観光客の姿はほとんどなく・・・、

私達日本人にとっても重要な意味を持つ、
中国現代史転換のきっかけとなった現場を大勢の中国人に
混じって見るのはやや複雑な気持ちでしたが、よく考えたら
中国国内にはこういう場所がたくさんあるんですよね。

中国の歴史の深さをまだまだ少しも知らない、
その現場を全然見ていないで中国語を学んでいる
自分が、何だか恥ずかしくなりました

次は「兵馬俑」です

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●華清池 


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